− モネの睡蓮の池や印象派の名画などが楽しめる −

             ガーデンミュージアム比叡
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1.はじめに   モネが愛した睡蓮の池を訪ねました。  幸いなことに、モネさんにお会いすることもできました..。  と、ここまで筆を滑らせては叱られそうですね。   しかし、そんな気分にさせてもらえる場所があります。  印象派画家の庭園と絵画を楽しめる「ガーデンミュージアム比叡」です。  比叡山の山頂にあります。 2.咲き乱れる花   まずは、沢山の花を眺めてみましょう。 gardenmuseum (30).jpg  花の庭は、入口から頂上に向かって延 びています。   gardenmuseum (2).jpg   丘の斜面から頂上付近まで、色とりどりの花で飾られています。  しばらく、黙って花を観賞させていただきましょう。 gardenmuseum (3).jpg gardenmuseum (13).jpg gardenmuseum (4).jpg gardenmuseum (5).jpg gardenmuseum (12).jpg gardenmuseum (15).jpg                   gardenmuseum (20).jpg gardenmuseum (17).jpg         gardenmuseum (19).jpg                   gardenmuseum (14).jpg gardenmuseum (22).jpg gardenmuseum (23).jpg gardenmuseum (6).jpg   gardenmuseum (18).jpg 3.睡蓮の池   モネは睡蓮の池をこよなく愛し、沢山の作品を残しました。 gardenmuseum (11).jpg  モネの愛した睡蓮の池が再現され ています。  近くには、アメンボの泳ぐ小川が 音をたてて流れていました。近くの 沢から汲み上げているそうです。 gardenmuseum (29).jpg    gardenmuseum (10).jpg 4.印象派画家の絵   花を眺めながら、印象派の画家たちの絵を楽しむことができます。 gardenmuseum (9).jpg  遊歩道のあちこちに、絵が飾ってあり ます。 モネ、ルノワール、セザンヌ、ゴッホな どの作品が40点あまりあります。      しかし、野外に絵を展示するときの問題は、傷みと補修でしょう。 gardenmuseum (7).jpg  そのため、作品は全て陶板です。 大きいものでは、高さ3メートルくらいあ ります。   ↓ルノワール gardenmuseum (8).jpg gardenmuseum (31).jpg  今回、私がもっとも感動したのは、陶 板による絵の展示でした。  これだけの色彩を、大きな陶板で再現 した技術力に感服しました。 ←ゴッホ     ↓モネ(日傘の女)   gardenmuseum (28).jpg 5.花の家   頂上の展望台の近くに、フランス風の建物がありました。 gardenmuseum (21).jpg gardenmuseum (16).jpg gardenmuseum (25).jpg  「花の家」とフランス語で書かれてい ます。  中に入ると、「あぁ、ヨーロッパに来 たのだ」という感じの香水の香りが漂っ ていました。   中では、フランス直輸入の品を始め、沢山の小物を販売していました。  入口の正面奥の一角では、老画家モネさんがキャンバスに向かっていました。  モネさんはしきりに筆を動かしていました。           gardenmuseum (24).jpg 6.地理など    比叡山は、昔から近江の人たちに仰ぎ見られてきた山です。  ↓琵琶湖博物館横から西に見る比叡山 gardenmuseum (32).jpg 比叡山の頂上にある「ガーデンミュ ージアム比叡」へは、ケーブルカーか 車で行けます。  ケーブルカーは滋賀県側は坂本から、 京都側は八瀬から出ています。 滋賀県側のケーブルは終点でバス乗り 換え、京都側のケーブルは途中でロー プウエイ乗り換えが必要です。 hieimap.jpg   車で行くときは、有料道路の使用が 必要です。  北の「仰木」から「奥比叡ドライブウ エイ」に入るか、南の「田ノ谷峠」から 「比叡山ドライブウエイ」に入ります。  奥比叡ドライブウエイは距離が長いた め、仰木から頂上までは往復3,000 円、比叡山ドライブウエイは田ノ谷峠か ら頂上までの往復で1,620円、仰木 から田ノ谷峠まで(ふたつのドライブウ エイを)縦走するときは2,320円で す。   ガーデンミュージアム比叡は4月〜11月の間、無休で開園。  入場料は大人1,000円。年会費3,000円で1年間何回でも入園自由  となります。 7.おわりに     10年くらい前に、比叡山の頂上まで行ったことがありました。  その頃はお化け屋敷のある遊園地がありました。その遊園地がなくなり、  「ガーデンミュージアム比叡」が5年前に開園したそうです。     本稿は、近江の風景のひとつとしてまとめました。  厳密に言えば、「ガーデンミュージアム比叡」は京都市の端にあります。  しかし、ミュージアムの駐車場の近くは滋賀県で、滋賀県を通らずに車で行  くことはできないのですから、近江の風景としてお許しいただきましょう。                   (散策:2006年 9月25日)                   (脱稿:2006年 9月30日) ------------------------------------------------------------------
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